2017年11月03日

イビツスイレン制作のお話 & 委託販売始まりました

あらためまして、M3-2017参加された皆様お疲れ様でした。
ここ数日は「あの日の天気は何だったんだ」っていうくらい晴れていい陽気でございますね。

そんなわけで、M3-2017秋にて頒布させていただきました螺層紗新譜の「イビツスイレン」の制作の話なんかをチラッと。

制作に入ったのは実は今年5、6月あたり。まだ夏前ですね。
というのも、前回M3-2017春でRAILDALEで一枚出させていただいたんですが、なんだか「もっと正直なアルバム作ろう」みたいに思いまして。
もちろんRAILDALEの音楽も楽しんで作ってますし、全力を注いでますが、「もっとシンプルに好きなものをやろう」ということで、今回別名義の螺層紗の方で新譜を出させていただいた次第です。

で、方向性は自分が好きなちょっと昔の、90〜00年代あたりのデスメタルやデスラッシュやメロデスなんかを自分風にやれないかなということに定めました。
私、VADERというバンドのLitanyっていうアルバムが大好きで未だに聞き続けてるんですが、あぁいった勢いや突進力みたいなのを表に出した作品をやってみたいなと。
なのでサウンドも結構参考にさせていただいたりしています。

歌詞はもう最初から全編日本語で行こうと決めてました。というか名義が「螺層紗」ですからね、これで英語だったらちょっと違うかなと・・・w
ただこれがまた難しかったりしたわけですが、いいチャレンジでした。次回またあれば日本語で行きます。

サウンドの話に戻りますが、今回はギターのチューニング的にはドロップDと、最近のメタルにしては結構高いです。
ギターはGrecoのレスポールを使ったんですが、ミドルがなんか物凄い音になっていて、「お、これで行こう」と。

DAW側でも今回から導入した「キャビネットシミュレーター」が結構活躍してくれました。
私はアンプシミュレーターでギターを鳴らしてるわけですが、キャビシミュを使うだけでも空気感が結構変わりますね。
ちなみにハイゲインアンプのKRANKのキャビネットシミュレーターを使用しました。ダイムバッグ・ダレルが使ってたりしてハイゲイン界ではなかなかに有名なアンプですね。

それから今回はもう「楽曲をとにかくコンパクトに」ということを考えて、あまり展開せず、ゴリゴリ進む感じにしています。
なので「え、もう終わり?」っていう曲もありますね、Tr.5の深泥とか。
でも敢えてそうしています。もうサクッとアルバムを聞いてほしいという感じでしたので。

と、まだ書きたいこともありますが、このへんで。あとは聞いていただいた方に委ねようと思います。


そうですそれから、早くも委託販売が始まりました。
あきばお〜様にて、イビツスイレンの委託販売始まっております。

「イビツスイレン」商品ページ

イベントに来られなかったけど手に入れたい方、興味がおありな方は是非ゲットしてください!

posted by Tomoki at 20:09| Comment(0) | 音楽制作のお話

2017年05月02日

Armagia 制作のお話

Armagia | ファイナルファンタジー6 アレンジCD

UNIONS JADEとしては実に6年半ぶりとなったアルバム「Armagia」。
私も前回に引き続き参加させていただきました。
アルバムの背景とかそういうのは置いといて、自分の曲の制作の話をしていこうかなと思います。
では収録順に。

獣ヶ原
自分が提出した中では一番最後にできた曲で、この曲だけギターのアンシミュが違います。
特設サイトのコメントでも書いてたんですが、この曲は「雑多なジャンルが混じった感じ」という点を目指しました。
なので現代的なシンセの音も入ってますし、かと思えばケチャックの声だったり、そういう色々なものを混ぜ込んで曲にまとめてみた次第です。
自分で作ったとはいえ中盤のプログレパートは拍がわからなくなったりして録音には結構手間取ったりしました。

魔列車
今回「FF6のアレンジ」ということで、私が真っ先にやりたかったのがこの「魔列車」。この曲大好きなんですよ。というか「魔列車」の立ち位置が好きです。
魔列車の中に入るとまぁいろんなゴーストがいますね。だいたいは戦闘になるんですけど、仲間になってくれるゴーストがいたり、かと思えば食事を提供してくれるゴーストもいたり、そういったちょっとコミカルな部分があってなかなか楽しいです。
この曲もコメントで書いたんですが、「幽霊列車」という日本のオカルトをストーリーに落とし込んだ感じですよね。
亡くなった人が冥府へ向かうのに乗る列車という感じですが、それを和風キャラのカイエンのストーリーに持ってくるというところがなんとも粋というか、「あぁ、ちゃんと繋がってるなぁ」って感じがします。

曲に関しては、事前に「汽笛の音を入れよう」と思っていたので、そこにどう持っていくか・・・っていうのが課題でした。
ちょっとホラーというかサスペンスというか、そういうパートを作って、汽笛が鳴って戻る・・・みたいな、そんな感じで組み立てました。

スラムシャッフル
この曲も大好きです。妖しい感じがするし、でもシャッフルなのでちょっと楽しい感じもしちゃう。美味しい曲ですね。
この曲もコメントで書いた通り、「マフィアのパーティー」的な感じで作ってみました。もちろん出たことないですけどね、マフィアのパーティー。
映画とかで酒場で度数の高いお酒飲みながらトランプとかケンカとかやってる感じというか、そういう「悪っぽい」みたいな感じに出来たらいいなと。
この曲のドラムは恐らく3人は必要ですね。タムをドカドカ鳴らしてます。というか実はもっと入れたかったんですが・・・。
中盤の似非ジャズパートは作るのに苦労しました・・・ 特にギターソロは全然指がついていかなくて、結構ヨレヨレです・・・
でも味があっていいかなと。


と、私からはこの3曲。
FF6は曲だけに限らずストーリーも本当に素晴らしいです。未プレイの方には是非やっていただきたい!そんな作品です。
この「Armagia」を通してFF6の魅力を少しでも伝えられたら本望でございます。
posted by Tomoki at 21:30| Comment(0) | 音楽制作のお話

2017年05月01日

「Disechoes」制作のお話



さて、ちょっと「Disechoes」制作のお話なんかを。

まず「アルバムを作ろう」と思ったのは昨年末、丁度なんか実験的に楽曲を作ってたわけです。
それが2曲目に収録されてる「Idler-Fact」の原型だったわけなんですが、「なんか今までと曲のスタイルが違って面白いな」と。
で、この楽曲を詰めていくうちに「あ、これでフルアルバムやってみようかな」という、なんだか単純な流れになりまして。

最初は「8曲入りくらいに収めよう」というような感じだったのですが、「あぁいう曲も作ろう」「こういう曲も作ろう」なんてやってたら、本編13曲・・・
正直「やりすぎてしまったな」と・・・w

アルバム収録曲は2月の下旬にはできてました。
ただここからマスタリング地獄・・・
昨年マスタリング機材を手に入れたわけですが、「正解がわからない」という事態に・・・
結局4パターン作って、そこから2パターンに絞り、そして選んだのが盤に収録されているパターンです。
(ちなみに今やったらさらに違う感じになると思います)

そして今回は「歌」をなるべく多めに入れてみました。
全編歌っているのはないのですが、「わかりやすいサビを作る」ということで、歌ってみた次第です。
ただその「歌」も、「歌という楽器」として聞いていただきたいな、というところです。
VocalじゃなくてVoiceみたいな、そんな感じで。
音程と発音の付いた生楽器だと思っていただけるといいかなと思います。

そういった具合なんですが、やはり「ふ〜ん、へぇ〜」くらいに感じていただけたらいいかなと思ってます。
気軽に聴いていただければそれが本望でございますよ。

では
posted by Tomoki at 20:34| Comment(0) | 音楽制作のお話