2017年05月02日

Armagia 制作のお話

Armagia | ファイナルファンタジー6 アレンジCD

UNIONS JADEとしては実に6年半ぶりとなったアルバム「Armagia」。
私も前回に引き続き参加させていただきました。
アルバムの背景とかそういうのは置いといて、自分の曲の制作の話をしていこうかなと思います。
では収録順に。

獣ヶ原
自分が提出した中では一番最後にできた曲で、この曲だけギターのアンシミュが違います。
特設サイトのコメントでも書いてたんですが、この曲は「雑多なジャンルが混じった感じ」という点を目指しました。
なので現代的なシンセの音も入ってますし、かと思えばケチャックの声だったり、そういう色々なものを混ぜ込んで曲にまとめてみた次第です。
自分で作ったとはいえ中盤のプログレパートは拍がわからなくなったりして録音には結構手間取ったりしました。

魔列車
今回「FF6のアレンジ」ということで、私が真っ先にやりたかったのがこの「魔列車」。この曲大好きなんですよ。というか「魔列車」の立ち位置が好きです。
魔列車の中に入るとまぁいろんなゴーストがいますね。だいたいは戦闘になるんですけど、仲間になってくれるゴーストがいたり、かと思えば食事を提供してくれるゴーストもいたり、そういったちょっとコミカルな部分があってなかなか楽しいです。
この曲もコメントで書いたんですが、「幽霊列車」という日本のオカルトをストーリーに落とし込んだ感じですよね。
亡くなった人が冥府へ向かうのに乗る列車という感じですが、それを和風キャラのカイエンのストーリーに持ってくるというところがなんとも粋というか、「あぁ、ちゃんと繋がってるなぁ」って感じがします。

曲に関しては、事前に「汽笛の音を入れよう」と思っていたので、そこにどう持っていくか・・・っていうのが課題でした。
ちょっとホラーというかサスペンスというか、そういうパートを作って、汽笛が鳴って戻る・・・みたいな、そんな感じで組み立てました。

スラムシャッフル
この曲も大好きです。妖しい感じがするし、でもシャッフルなのでちょっと楽しい感じもしちゃう。美味しい曲ですね。
この曲もコメントで書いた通り、「マフィアのパーティー」的な感じで作ってみました。もちろん出たことないですけどね、マフィアのパーティー。
映画とかで酒場で度数の高いお酒飲みながらトランプとかケンカとかやってる感じというか、そういう「悪っぽい」みたいな感じに出来たらいいなと。
この曲のドラムは恐らく3人は必要ですね。タムをドカドカ鳴らしてます。というか実はもっと入れたかったんですが・・・。
中盤の似非ジャズパートは作るのに苦労しました・・・ 特にギターソロは全然指がついていかなくて、結構ヨレヨレです・・・
でも味があっていいかなと。


と、私からはこの3曲。
FF6は曲だけに限らずストーリーも本当に素晴らしいです。未プレイの方には是非やっていただきたい!そんな作品です。
この「Armagia」を通してFF6の魅力を少しでも伝えられたら本望でございます。
posted by Tomoki at 21:30| Comment(0) | 音楽制作のお話

2017年05月01日

「Disechoes」制作のお話



さて、ちょっと「Disechoes」制作のお話なんかを。

まず「アルバムを作ろう」と思ったのは昨年末、丁度なんか実験的に楽曲を作ってたわけです。
それが2曲目に収録されてる「Idler-Fact」の原型だったわけなんですが、「なんか今までと曲のスタイルが違って面白いな」と。
で、この楽曲を詰めていくうちに「あ、これでフルアルバムやってみようかな」という、なんだか単純な流れになりまして。

最初は「8曲入りくらいに収めよう」というような感じだったのですが、「あぁいう曲も作ろう」「こういう曲も作ろう」なんてやってたら、本編13曲・・・
正直「やりすぎてしまったな」と・・・w

アルバム収録曲は2月の下旬にはできてました。
ただここからマスタリング地獄・・・
昨年マスタリング機材を手に入れたわけですが、「正解がわからない」という事態に・・・
結局4パターン作って、そこから2パターンに絞り、そして選んだのが盤に収録されているパターンです。
(ちなみに今やったらさらに違う感じになると思います)

そして今回は「歌」をなるべく多めに入れてみました。
全編歌っているのはないのですが、「わかりやすいサビを作る」ということで、歌ってみた次第です。
ただその「歌」も、「歌という楽器」として聞いていただきたいな、というところです。
VocalじゃなくてVoiceみたいな、そんな感じで。
音程と発音の付いた生楽器だと思っていただけるといいかなと思います。

そういった具合なんですが、やはり「ふ〜ん、へぇ〜」くらいに感じていただけたらいいかなと思ってます。
気軽に聴いていただければそれが本望でございますよ。

では
posted by Tomoki at 20:34| Comment(0) | 音楽制作のお話

2016年04月25日

「Shadows Over」ライナー的な話 その2

はい、続けて「Shadows Over」のライナーです。
今回は曲以外のところを重点的に。

・歌
ボーカルなので歌です。ただメロデスなのでデスボイスです。
今回は「デスボイスなんだけどキレイに収録しよう」ということに重点を置きました。
結果、大体の曲で中低音重視の歌い方になりました。
ただ、感情が高まってる部分などはやや高い声を出したり、「Freyja」という曲では低音から高音に上がるというような小技をやったりしてます。
使ってるマイクはコンデンサーなんですが、次回以降ダイナミックにするかもしれません。

・歌詞
私は大体「全体を日本語で書いてから英語に直し、字数が合わない場合は調整して・・・」というような方法をとっています。かなり辞書とにらめっこです。
やはり日本人ですから日本語で書いたらいいかもって思うんですが、日本語でデスボイスって結構難しいのよこれ。音節的にも英語だと融通がききますしね。
文法的に間違ってるところもありますが、「敢えて」やってるのと、「気付かず」やってるところがあります。ご了承ください・・・。

・作曲
今回の「Shadows Over」に収録された曲は、実は全て昨年の5月にできてました。1年位眠らせてた計算になります。
昨年はともてぃさんが忙しく、シングルとして「Freyja」をリリースするのがやっとでした。
ともてぃさんは今年転職されたので、若干身軽になられて、一気に作業してくれました。
私の作曲方法は特殊で、「あるモードにいるとその曲しか作れない」という人間でして、この収録曲を作った時も「1週間のメロデスモードにいる時に一気に作った曲」ということになります。
「昨年作ったんなら、今年も作って収録曲増やせたんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、私はあるモードを抜けるとそのモードに戻ってくるまでものすごく長い旅をするハメになってしまうんですね。
結局収録曲を増やせず、またメロデスモードに戻ることもなく発売を迎えました。

・ジャケット、ロゴ

今回のジャケットも私が担当です。というか、自然とジャケも作るのが私の担当になってます・・・。
今回は「長野に行った際に撮った、湖の夕焼けの写真を絵画風に加工」して使っています。
加工してるので、説明しないとなんだかわからない写真になってますが、逆に雰囲気が出ていいかなと。

それからロゴは昨年出したシングルの「Freyja」から一新しまして、友人のイラストレーターに依頼して作ってもらったものを使っています。
やっぱりメタルならロゴがないとね。かっこいいロゴに仕上げてもらいました。ちょっとメロデスっぽくないけど


と、今作に関する様々を書かせていただきましたが、要するに「昨年から構想はあったけどここまでずれ込みました」っていうのがこの「Shadows Over」でございます。まぁね、お互い仕事してるので、大目に見てやってください。

それでは、また。
posted by Tomoki at 02:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽制作のお話